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雪のように

 昨日は息子の12回目の誕生日。

 12年前、息子が生まれる前の日は福岡は大雪だった。産院の病室の窓から見た雪のきらきら光る輝きが印象的だった。巳の年だ。

 今年も巳年。そして、今度は誕生日の次の日今日からロンドンも大雪の予報。もう、降りだしている。

 なんだか出産当時を思い出した。

 真っ白な雪の輝きを見て、新鮮な気持ちになった。神聖な気持ちにもなった。

  「雪」三好達治

  太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
  次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。


 いろんな解釈はあると思うが、この詩を読むと「雪」のもつ寛容さに頭が下がる。

 太郎も次郎も兄弟かもしれないし、または他人かもしれない。どちらにしても太郎も次郎もそれぞれの個性と人格をもった一個人だ。人生も人によってさまざま。穏やかな人生もあれば、悲しい出来事に遭遇する人生もある、苦しい人生を送ることも・・・。

 しかし、「雪」はそのすべてを受け入れて、すべてを真っ白な雪で包み込んでくれる。そして、静寂の世界に導いてくれる。

 自然とは私たちに本来あるべき姿を教えてくれる。

 雪の中12年前に生を受けた息子にも、この雪のように分け隔てなく人々を包み込むような寛容さと穏やかさをもった大人に成長して欲しい。

 お誕生日、おめでとう。     母より。
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ロンドン在住。夫婦ともども九州出身。17歳の息子1人。いつの頃からか、自分の周りにあるパズルのピースを1枚1枚組み合わせていったらつながり始め、今現在の人生にたどり着いていました。いまだに、ピーズを組み立て中です。

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