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いじめ

 最近、また「いじめ」に関する痛ましいニュースが増えている。

 決して私にとっても人ごとではない「いじめ」問題。

 子供はサインを出している。SOSを送っている。周りから見るとちょっとしたしぐさかもしれないけれど、語らない表情かもしれないけれど、親に心配をかけまいと思いながらも、心のそこでは「お母さん助けて、お父さん助けて」と叫んでいる。家族から、受け止めてもらうのを待っている。

 声をかけてほしい、抱きしめてあげてほしい、どんなことがあっても守ってあげると伝えてほしい。何度も何度も。そして信頼関係を築いてください。

 気づいてください。ちょっとしたサインに・・・。

 子供たちの命を守ってください。

 「いじめ」は昔からあった。

 私がいじめにあったのは小学校4年のころから。新興住宅地がある田舎の学校へ転向して、1週間も経たないときからだ。まず、靴がなくなり始めた。よく上履きのまま家に戻った。出てこないときもあれば、溝の中に入っているときもあった。

 だれがそんなことするのか、わからなかった。

 小学校6年生になっても続いていた。このころは、子供も知恵がついてきていて、ある朝学校に行くと、黒板に左手で文字が書かれてあった。「○○○○・・・・死ね。」文章は忘れたが、「死ね」と書かれた言葉は覚えている。左手で書かれてあるからだれの筆跡かもわからない。

 6年生のころは体調にも変調があり、出血も続き、担任の先生から病院へ行くように言われたのを覚えている。

 田舎なので全員同じ中学校へ進学。汚い窓ガラスに、悪口を書かれたあとを見たこともあった。高校入試の日も、いじめグループと思われる集団から、こそこそいろんなことを言われたり、態度でされた。

 高校にあがるころには、だいたいこの子が中心でやっていたのかな?と思われるいじめっ子がわかった。

 ほんとうは、誰かに相談したかった。まだ、当時はメディアにもとりあげられなかったいじめ問題。学校でも対処方が分からなかったと思う。親も同じ。「いじめ問題」は大きな問題。この重要な問題を相談するにも、誰にでも相談できることではなかった。何年も何年も、自分の周囲の友達や大人を見て、誰に相談するのがいいのかずっと見てきた。だれが信頼できるのかずっと見てきた・・・。

・・・しかし、相談できそうな信頼できる人が、その当時の私の目には入ってこなかった。

 家に戻れば、両親は夫婦喧嘩が絶えず、かえって年齢が上がるにつれて長女の私は両親の間に入ったり、朝帰りの父を困らせるために、母は明け方早く鍋を叩いて子供たちを起こしにくる・・・といっても、いつも対応するのは私だけ・・・こんな感じの両親には相談ができるはずでもなかった。

 両親も自分たちのことが精一杯で、子供まで目がいかなかったんだろう。「守ってやるから」「心配しないで」「大丈夫?」など言葉を一度もかけられたことがなかった。

 同じ高校に進学したいじめっこの中心人物と思われる彼女に、ある日、面と向かって話した。彼女がやっていたことを認めた。なぜそんなことをしたのか聞いた。衝撃だった。

「だってあなたの○○が・・・」

こんなに何年もやられたいじめの原因が、私ではなかった。頭が真っ白になってその先を聞けなかった。

 自分が原因でないのに、こんなに長く苦しんだ・・・運命のいたずら、としてはあまりにも重すぎた・・・。
 
 でも、生きていれば、そのときは苦しく一人ぼっちに思うかもしれないが、かならず将来どこかで心の傷が癒されてくる時期が出てくるし、理解者もあわられてくる。幸せだなぁと思うこともたくさん体験できる。

 ほんとうだよ。だって私も体験してきたから。

 だから命を大切にしてほしい・・・。Love
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