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5 大腸直腸癌 手術後編(薬) イギリスで癌の告知から復活までの日々



最近のテーマは自分の身体と向き合うことと休養。海外でのがん発見手術から術後の様子の自分の記録です。そしてイギリスで大腸癌の手術をする人の少し参考にもなればと思います。


今日27日日曜日からイギリスはサマータイムが始まり日本との時差も8時間になりました。そして今年のイースタは早く、現在連休中です。

術後1か月半たち、私も少しずつ行動範囲が広くなり近くの公園へ散歩に行ったり、家族と一緒にスーパーマーケットへ出かけてみたりとかなり体力もついてきました。

こうやって日に日に元気になる私ですが、家族はちょうど疲れが出てくるころなのかもしれません。立て続けに病院通いがかさなりこの連休が今のタイミングで来てくれてよかったなって感じです。


さて今日の話になります。これは手術後編です。

発見から告知、手術前までは「大腸癌」の欄を見てください

退院後は大腸癌・退院後編を見てください


今回手術入院をして、薬についていろいろ思ったことがありました。

入院中、薬のおかげで本来ならかなり痛みを感じるところをある程度まで抑えることができたんだろうなと思っています。

ただ、その反面、薬をとって身体に感じたことも結構あって・・・。

日本にいたころは、何か調子が悪いと心配ですぐに病院に行って薬を処方してもらうことが多かった私です。
具合が悪い(または予防に)=病院=薬=よくなる(安心もあるかな)・・・と思っていました。

でも、イギリスに来てから考えががらりと変わり、薬を飲む機会もぐんと減っていました。



それが、今回術後短期間にいろいろと薬を取ったのできっと体が驚いたのかもしれません。

これを副作用というのかもしれませんけど・・。


薬が処方された最初の頃・・・。だんだんおでこのあたりがもやもやしてきたかとおもうと気が付くと、目を閉じているのに瞼の裏に最初文字がたくさん見えてきました。以前ネットのニュースでみた記事やブログの記事・・・などランダムにいろいろザ――――と速いスピードで文字が流れてくる感じでした。色もついているし、明るさもあるし・・・。

いきつく暇もないかんじでどんどん速いスピードで文字が動いていくので、疲れてくるし気持ち悪くなるので目をあけると、薄暗い夜中の病室。

で、また目を閉じると、また文字がズラズラっと出てきて目が回る感じ・・・。そして文字だけでなく、次は映像みたいなのが見えたりして・・・。

目を閉じるとこんな感じなので、うつらうつらして目を閉じかけると目をあけて目が動かせる範囲にちらちら天井やカーテンなどに意識を向けたりして・・・別の意味で疲れました。

これが「幻覚」なのかしら?

生まれて初めての体験でした。



数日後その次に出てきたのが嗅覚や味覚の変化。

最初は自分の味覚や嗅覚が変化しているなんて思わないし、においに関しては、きっとストーマの中身を自分で処理し始めたからきっとそんな匂いなのかしら?なんて思っていて・・・。

でも、周囲の反応ですぐにそれも違うことがわかり、はっと「自分の嗅覚が違うんだ!!!」とわかった瞬間は衝撃でした。

ペンキのような、シンナーのようなにおいが鼻の奥からするんです。結構強烈です。

ずっと匂うので、病院食が出ても鼻が敏感になっていてにおいが混ざって、妊婦の時に起きるにおいをかいで気分が悪くて吐き気がするって感じでした。

そして同じころ、お水も味がおいしくない、においのこともあり、食事もほとんど進んで食べる気が起こらず・・・。

食事と言えば、病院食、やはり日本とは違うなぁ~と感じました。

術後初めての食事も「ライスクリスプスとシリアルどちらがいいですか」と朝食を聞かれたのですが、どちらもあまり気が進まず・・・。

やっぱり術後は日本食が恋しかったです。

お粥やみそ汁の上澄みや豆腐・・・体に優しい食べ物食べたいな・・・と。

そして昼は、柔らかいという理由でマッシュポテトを選んでいたら、それだけじゃ足りないからフィッシュフィンガーもつけといたからと5つもフライが入っていて・・・。あんまり消化によさそうな気がしなくてほとんど喉を通らず・・・。

メニューはいろいろありましたが病院食は国が変われば出てくるものもちがいますね・・・。

ちなみに私が入院していた時の朝ごはんのメニューです。


食パン1枚と以下のメニューから一つ選びます。

オムレツ
スクランブルエッグ
ポークソーセージ
ベジタリアン用のソーセージ
ハッシュブラウンポテト
ベイクドビーンズ
スパゲティ イン トマトソース
皮をむいたプラムトマト・・・これはなんだか缶詰トマトの気がしました。

メニューの横に一様「ヘルシー食」「高エネルギー」「ベジタリアン用」「塩無」
「グルテン無」「繊維質低い」「やわらかくて噛みやすい」など書かれていました。


ちょっと話がずれてしまいましたが


味覚や嗅覚の変化は私にとってかなりショックでした。

看護婦さんに薬を飲んで味覚や嗅覚の変化があるのか聞いてみたのですが、私が味やにおいがおかしいといっても「何を言ってるの??」というような表情でこれも思いっきり不思議というかびっくりされたました・・・。

やはりこれも私だけが感じてしまったのか・・・と、術後すぐの不思議な感覚体験とともに結構敏感過ぎる自分の体質を今回ばかりは恨めしく思ったり・・・。

でも、いくら考えても薬が関係しているきがするのですが・・・。

薬を処方されるたびに、すぐに体全体に回ってきているのがわかるくらいだんだん体が動かなくなって重くなってきて、頭もボオッーっとしてくる薬もありました。ちょうど薬の処方の時間が面会時間に重なると、家族が来ても会話が成り立たなくなるんです・・・。

おまけに、処方された日のほとんどの時間、何をする気力も湧いてこない・・・。というか体も思考も動きません・・・。

痛みの治まり方にも特徴があって・・・

もしかして、日本人の私にとっては使う量は多いのでは・・・と素人の考えですが思ってしまうほどでした。


薬によってはめまいの感覚やものすごく気分が悪くなり何とも言えない感覚です。そんな時はアンチシックネスと呼ばれる不快を和らげる制吐剤の薬の中から薬が処方されて、薬を薬で抑えていく・・・という感じでした。


薬を飲むたびにこんな感じになるので、このまま病院にいて薬をとり続けるよりも「早く家に帰りたい」「元気になるには早く病院をでて自宅にもどること」という気持ちがだんだん強くなってきました。


それで、あまりにもきつかった薬で覚えているものは変更してもらうように頼みました。そうやって薬を調整していくうちに、またもとの状態に戻っていった気がします。


入院中、薬について周りの患者さんが「この薬は強い」とか、「これはあまり効かないからもっと強いのものを」とか「○○の痛み止めにして」とか自分の意見を伝えて薬を変更したり選んだりする姿を初めて見た時には最初は戸惑い、まったく薬についての知識もないしわからないし自分で名前も覚えられないし、ボォ~としてそれどころではなかった私にとっては困りました。

しかも薬をこんなに体に摂取していいものか不安もあり・・・。

まわってくるお医者さんからは「今朝はどの薬を飲みましたか?」と聞かれても、覚えていないものもあって・・・。おまけに、同じ部屋のベテラン患者さんは「痛み止めは○○がいいわよ」「アンチシックネスは△を試したらいいわよ」とかといろいろ教えてくれたりということもありました。

日本でもこんな感じなんでしょうか?

退院時にその期間に使った薬の中から処方されていたので、後で思ったのはきっといろんな薬を短期間に試して、その様子で退院後の自宅での痛み止めやアンチシックネスの薬を決めるんだろうな・・・と思いました。これも勝手な推測ですが・・・。


参考にこんな薬がありました~というものをいくつか載せてます。入院途中から書きとってみたのですが、書き取った後調べてみたらスペルを間違って書いていたのもあって・・・(笑)

耳だけで聞いて薬の単語を書き取るのは私にとって不可能に近かったです・・・。

*Salbutamol・・・気管支拡張剤
*PCA Morphine
*Oramorph (Oral morphine)・・・経口のモルヒネシロップ
*モルヒネの注射
*Tramadol・・・鎮痛剤
*Cyclijine(どうもこの単語の様ですCyclizine)・・・アンチシックネスの薬(吐き気めまいの緩和)
*Ondansetron・・・アンチシックネスの薬
*Paracetamol・・・解熱鎮痛剤
*Ibufen  ・・・解熱鎮痛剤
*omeprazole・・・消化器系の薬 主に胃

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ロンドン西部イーリング地区で
           セラピーヒーリングと家庭教師をやっています。


連絡先アドレス: harunokotherapy@gmail.com  (Miwako)
または、ホームページ内の連絡先よりご連絡ください。
Miwakoのセラピールームのホームページはhttp://miwakotgw.wix.com/londonharunokoです


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2016年1月よりしばらくの間、仕事はお休みをいただきまして自分の体調と向き合う時間をいただくことになりました。(女性のための電話相談、ボイスマルシェもお休みをしています。)大腸がんを克服してまた元気に復活して皆さまにお会いすることを目標に生活をしていきたいと思います。ブログはできるだけ書いていこうと思います。
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ロンドン在住。夫婦ともども九州出身。17歳の息子1人。いつの頃からか、自分の周りにあるパズルのピースを1枚1枚組み合わせていったらつながり始め、今現在の人生にたどり着いていました。いまだに、ピーズを組み立て中です。

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