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娘へのメッセージ

 娘へのメッセージ (天に昇った祖父からのメッセージ)

ひとそれぞれ個性が違う。それを無視した教育や訓練は、その人の個性を殺すことになる。

人の個性を失くすような教育はいけないと、年を取って気づいた。わたしとあなたとは個性が違っていた。それなのに、自分の個性を押し付けてしまった。

あのころは、戦争があった。親族の戦死があった。原爆であっという間に多くの人が亡くなったのを体験し、朝鮮問題で突然隣の人がとこかへいなくなってしまったのも見てきた。当時の満州で子供と親がはぐれることもよくあった。

わたしは、明日は我が身、どうやって子供たちに一人で生きるのかを教えるのが精いっぱいだった。わたしが先に死んでも、子供一人一人が生きていけるように育てたかった。戦争が終わってほっとした。しかし、戦争を体験すると、人生また同じような戦争が起こるかもしれないと常に、その当時は感じていた。

明日がどうなるかわからないと思って生きてきた。5年10年先は考えられなかった。

・・・だから、あなたたち子供たちにも厳しかった。当時は、女性も世の中のためにスキルを身に着けなければいけない、日本も周りに追いつかなくてはいけないというところから、頭でっかちの教育をやってきてしまった。教養が優先で、親にも頼らず何も言えない、問題があれば自分で考えなければいけないそんな環境を作ってしまった。さみしい思いをさせた。

 その当時の私は、精神的にも強くそれをまわりにも期待した。特に女性にも。わたしは、その時、人の弱みが分からなかった。しかし、今、何年も年月が経って上に行ってから気がついた。ほんとうに申し訳ない。

 小さいときの教育で、あなたの持つ感受性や音楽・芸術性を弱みに感じさせてしまった。
娘よ、人とくらべる必要はないし、自分を卑下することもない。

 あなたにしかできないことがある。あなたの感受性は豊かで、芸術性・創造性はすばらしい。あなたは、あなた自身で自分のこの部分を素晴らしいと思ってほしい。すると心の平安が訪れるだろう。

 今でもあなたたちにメッセージを送り続けています。「ありがとう」の言葉とともに。(善)
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ロンドン在住。夫婦ともども九州出身。17歳の息子1人。いつの頃からか、自分の周りにあるパズルのピースを1枚1枚組み合わせていったらつながり始め、今現在の人生にたどり着いていました。いまだに、ピーズを組み立て中です。

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